みしょのねこごや

Diary - 2019年6月

さすがに 1 年に 1 度ぐらいは日記を書かねばなるまい。

最後の日記から 1 年,まあ色々なことがあった。とりあえず紹介してもらった病院に行って,処方してもらった薬がたまたま合っていたようで,鬱の症状もそれなりに良くなっている。今は薬を減量したり時々飲まなかったりしている。こちらでは処方箋が半年間有効で,(通常の量なら)何度でも・いくらでも処方してもらうことができるので,状況に合わせて薬を加減したい僕には便利だ。

それから次の職に応募をして,いくつか offer があったわけだが,精神的なことを考えた結果 Budapest に行くことにした。というわけで今週と来週の 2 週間は Budapest に来ている。水曜日に seminar をして,いつものようにだらだらと研究をしている。家を探すには少し早いそうでだが,それほど暑くもなくて快適である。まあ 7 月末ぐらいに家探しに来なきゃ行けないんだろうが,Treviso から Budapest まで LCC が飛んでいるので安く来られて都合がいい。(それも Budapest に決めた大きな理由の 1 つだ。)

Budapest の cafe でこれを書いている。

日本には私的に 2 度行って,今月また仕事で招待されたので行く。梅雨なんだろうか。いろんなところに行くのは気晴らしにもなるし楽しいし,あと最近はどこでも研究が出来る環境が整ってきたので demerit をほとんど感じなくなってきた。ので,呼ばれたら行って,少なくとも使ってもらったお金の分だけは仕事をするのだ。

Italia での生活に慣れるのは難しい。結局ペラペラと言語をしゃべるには最低でも 2 年はかかるのだ。いろいろあって Europe が住みにくくなっていることは間違いないのだろうが,しかし日本は金銭的に住みにくそうなので,日本で働くならお金を稼げる仕事じゃないとなぁみたいに考えている。そういえば相変わらず LHC で標準模型を超えた物理が見つかっていないようなので,Budapest で(初期契約の) 2 年を勤めたあとののことを考えなければならない。

箱が見つかった夢をよく見るが,そんなことは起きない。ので,ものごとを残しておく気持ちが失せており,日記を書くことも少なくなった。