KEK-PHで発表してきたよ!!!!
I DID A PRESENTATION IN KEK-PH 2010!!!!
We had a conference, KEK-PH 2010 for 3 days in 筑波, Japan, which was held in English. And there I did a talk for 20 minutes in English. Actually I was under English for 3 days, and thus now my brain is still working in English. (And I had to be so, for the talk.)
でもこのねこごやは基本的に日本語で書いているのでにほんごでやります!でも日本語むつかしいです!
先週,つくばという極寒の地で,KEK-PH 2010という研究会がありました!その研究会はEnglishで行われたので,僕は3日間英語漬けな感じで過ごしました。で,その研究会の最終日の14時,という誰もが疲労と眠気で半分死んでいるような破滅的な状況の中で,人生で最初の対外講演でかつ人生で最初の英語講演という,まさに破滅することがほぼ確実であるようなおぞましい行為をしてきました。
結果はまぁぼちぼちと言ったところなのですが,2分ほど時間超過してしまったのが悔やまれます。最初のIntroductionのところが想定よりも85秒ほど早く終わったのでそこからすこし速度を下げた結果がこれだよ……。いずれにしても,今回は以下のようなところを"to be improved"だと感じました。
- Storyの構築
- Motivationの構築が弱い気がする。まぁ最低限度は達成してるんだろうけど。もう少し物事を考えないといけない。
- 論理展開
- というか,内容の絞り込み。時間が限られているので,必要最小限の時間で出来るだけ良く理解してもらうためにどう構築すべきか,というところ。T君に「Introductionが長過ぎる」と言われたのだが,確かに長過ぎるのかも。一方で今回は僕がR-parity violating SUSYをやってることを理解してもらいたかったのであえて長くしたというところもある。
- Presentation資料
- 基本的に僕の資料は枚数が多くなりがちで,注意しないと「めくるのが早い」という結果になる。でも1枚に乗せる情報は出来るだけ少なくしたい。そこをうまくbalanceさせること。
- 資料のdesign
- 今回は僕のdesign adviserであるところのに教えを乞うて,まぁ彼女にと言っていただけたので,まぁよい。
- 発表練習
- 十分に出来た。継続していく。
- 英語の発音
- 今回はこれが一番課題だった。単語の発音を間違って覚えてたり,accentの位置を間違ってたり。いろんな人の発表を聞いて,ひたすら辞書をひいて確認しなおしたりした。いずれにしても英語の訓練をする必要を感じた。
- Presentation手法
- まず第一に時間を超過したのが問題。懐中時計とかみたいに,発表中に時間を確認する手段を用意しておかねばならない。あとは余裕が足りない。余裕を作るために場数を踏まなければ行けないし,あとは内容が長過ぎて時間超過を恐れて余裕がとれない,というのもあるので,そちらについてもなんとかしなければならない。
とりあえずこんな感じだろうか。いずれにしても,presentationの経験/能力というのは,僕にとって博士課程の3年間で身につけるべき最大のものである,と考えている。一朝一夕で何とかなるものではないので,狭義単調増加となるように,また有限の値に漸近しないようにしていきたいと考えています。(もちろん研究の業績とかも大事だけど,博士のあとのことを考えると,presentationの能力だとか,或いは研究課題を見つけてそれを解決する能力だとかのような,抽象的な能力を身につける方が,将来の「力」になると考えているのです。)
ところで,僕の発表のときに質問が全く起きなかったのがとても悲しいです。やはり説明の速度が速すぎたのか,あるいは発表の時に余裕が全然なかったのか……と非常に反省しております。余裕の無さは最大の反省点。でもこればかりは場数を踏んで慣れるしかないよなぁ……。とりあえず夏の研究会(SI 2010とか夏の学校とか)で発表したりしていきたいなーと考えてます。
でもそれにしても,研究会を通してほとんど質問が無かったのが驚きました。たぶん他の人たちはみんないろんな研究会に出てるからいろんなことを知ってて,発表者の内容が大体理解できるんだろうなぁ……。。。。僕はまだまだひよっこすぎるので分からないことが山のようにあるので,質問しまくらずには居られませんでした。。。。。
でもそういえば,後輩たちが静かだったのはとてもおぞましいなぁと感じました。彼らは知らないことが多いんだからどんどん質問すればよいのに,何を恐れているのでしょうか。でもそういえばT君はいろいろ聞いてたなぁ。彼には(前述した通り)僕の発表にもpointingな助言をいただきました。たいへんよろこばしいです!!!そういえば彼は,「IPMUでは主張しないと埋もれる」みたいな話をしてました。そういう事情も背景にあるのかもしれません。大変よいですね!!!!!!
そういえば昨日の夜,がとかいうことをゆってました。もしかしたら,「みんな静かに聞いてる中で質問をするというのは異端」なのかもしれません。あまり目立たないように生きていきたいのでしょうか。
僕が割とむやみやたらに質問しているのは,多分,「異端」とか「正当」とかいうものを定義していないからだと思います。異端とか正当とかを定義していないから,目立つこととか道を外れることとかわりとどうでもよいのです。日本人は均質化がすきだよねー,とかよく人々は言いますが,異端とか正当とかの定義も,あるいは「均質」ということの定義もよくわからないので,あまりそうは感じていません。
あ,あと,みんな英語が下手ですね!!!!!下手っていうか,明らかに練習してない&辞書引いてないのがよくわかりますね!!!!滑らかじゃないし,発音やaccentが完全に崩壊しておりウケるwwwwwwwwww。まぁ別にいいんですけど,でも発語がたどたどしいと,英語の波に乗れないので聞き取るのが大変疲れるのです。僕よりも研究内容はみなさん素晴らしいので残念です。あと,発音とかaccentが間違っているのは,聞き取る分には全然かまわないんですけど,注意しないと,自分の発音がその間違ってる発音に汚染されそうで怖いwwwww。必死で脳内で正しい発音を繰り返すことによって汚染からの侵害を防いでいます……。。。。
発語がたどたどしいのは,別に「英語が下手」とか「英語力がない」とかいう問題じゃなくて,単に準備も練習もしていないだけだと思います。発表の内容は事前に決まっているわけなので,英語で原稿を書いて,それを覚えて,そんで20回ぐらい練習すれば,そんなに詰まることはないと思うのだけど……。教授とかが英語しゃべれてないの見ると,「あー練習してないんだなーおぞましいなー」みたいに思いますね。
あとはまぁ緊張してるのでしょうか。それはしょうがないですよね……。僕も緊張する方なのでよくわかります。僕も全部原稿を書いて30回ぐらい練習しましたが,やはり本番ではかなり緊張しました……。っていうか前の日なかなか眠れなくて結局3時間ぐらいしか寝なかったし……。。。場数を踏むことによって鍛錬していきたいです……。。。。
あと,発音については2つ側面があって,まず母音とか,thの発音については肉体的な訓練なのでどうしようもないですね!僕もアラビア語の子音は未だにうまく発音できないわけで,これは長距離走と同じで数年単位の継続的な訓練が必要なので,このあたりは仕方が無いと思います。でも,有声音か無声音か(s/zとかt/dとか),あるいはaccentの位置がどこにあるか,なんてのは,電子辞書を取り出してkeyを10個ぐらい押せば,すぐにわかることですよね!!!!だから,特にaccentなんてのを間違えてると,「あーこの人はそんな10秒そこらですむようなこともできないのかーおぞましいなー」みたいに思います。ウケるwwww。
別に英語が喋れないからおぞましいなーとかいうわけじゃなくて,それくらいの労力を費やしてないのがおぞましいなーと思います!!!!!!