みしょのねこごや

本棚(旧) - 諸言語

LINGVA LATINA
LINGVA LATINA : PARS I : FAMILIA ROMANAHans H. Ørberg
LINGVA LATINA : EXERCITIA LATINA IHans H. Ørberg
العربية
現代アラビア語入門黒柳 恒男,飯森 嘉助
汉语
活用中国語張偉雄・黄麗華・邵迎建
その他
日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で水村 美苗

LINGVA LATINA

LINGVA LATINA : PARS I : FAMILIA ROMANA / Hans H. Ørberg DOMVS LATINA, 2003年


Link to Amazon.co.jp

LINGVA LATINAを本気でやるならこの本。マジでLATINAしか書いていない。一冊丸ごと隅から隅までLATINAだらけ。でも意外と普通に読めちゃうから,それだけこの著者は素晴らしいのだろう。

この本を読み込んで,んでPENSVMをやれば,普通にLATINAが喋れるようになる気がする。僕も3割ぐらい読んだが,そこで講義が終わってしまったので終了した。今では結構忘れてる。

とりあえずLATINAをやるなら持っておいて損はない気がする。

でも本気でやらないと本当に意味が分からない。

CAPITVLVM TERTIVM DECIMVMまで。講義の教科書だった。

2007/09/05 01:57:09

所有

LINGVA LATINA : EXERCITIA LATINA I / Hans H. Ørberg DOMVS LATINA, 2004年


Link to Amazon.co.jp

LINGVA LATINAの演習書。安かったので買った。

でも,これをがりがりやるよりは,本編の方をガンガン読み進めた方が効果的だと思う。

演習書としてちょこっと使用。

2007/09/05 01:58:48

所有

العربية

現代アラビア語入門 / 黒柳 恒男,飯森 嘉助 大学書林, 1999年


Link to Amazon.co.jp

講義で使っているالعربيةの教科書。古典的な教科書で,文語(فصحى)を読むことに的を絞っている。ただ,やはり会話とか何とか言う前に,文語を読めなければどうしようもないような気がするので,僕は取り敢えずこの本を修めることにした。

元々1976年に泰流社から出版されたものを再版したものなので,内容はとても古くさく,ちっとも現代っぽくない。もうすこし良いفصحى文法の入門書があっても良いのでは,とは思う。

講義で教科書として使用中。

2007/10/08 02:08:51

所有

汉语

活用中国語 / 張偉雄・黄麗華・邵迎建 白帝社, 1998年


Link to Amazon.co.jp

中国語の講義で使っている教科書。講義を担当されている邵迎建さんの書いたもの。

講義自体が,中国人の先生によって行われる会話寄りのものなので,教科書も文法説明はほとんど無く,ひたすら会話会話会話。

もちろん独習するのには不向き。でも講義の教科書としては適切。だって値段が安いもん!

教科書として使用

2008/08/16 07:54:36

所有

その他

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で / 水村 美苗 筑摩書房, 2008年


Link to Amazon.co.jp

この本を何処に分類するか,だいぶ迷ったのだけれど,敢えて「語学系」の所に分類することにした。

この本は全体を通して非常に重要なことを述べている筈である。しかし残念ながら,僕はSCIENTIAE NATVRALESの世界に生きている故,語られていることを十分に咀嚼出来ていない。僕の言語或いは文字に対する,幾分特徴的な価値観と主義は力不足であった。

この「小説」に書かれてあることを理解出来る人は,もしかしたらもう其程多くは無いのかも知れない。であるから逆に重要と成り得るのだろうが。

僕が小学生だった時,図書室にある本は,6年間で殆ど読んだ。本当に「殆ど」と言って良い程,嘗め回すように読んだ。総記,哲学,歴史,社会科学,自然科学,工芸,産業,芸術,語学。分類・書架の位置・どんな本があったか,まで,大体記憶している。ただ,900番台……「文学」の棚の本だけは,1冊も読んだ記憶がない。実際には数冊目を通したのかも知れないが,全く記憶にない。それ以外の本を殆ど覚えているにも関わらず。

もう1つは,『百人一首』と云うものが非常に魅力的であることだ。僕はどの日本文学よりも,あの高々10KBの,百人一首の三千数文字の方が好きだ。「あしびきの」から伝わる不安,「天の原」に見る望の気持ち,「これやこの」での無常観。「今はただ」「逢ひ見ての」なんて,マジで鳥肌が立つし,「かくとだに」なんて“誰うま”の神髄である。

結局の所,そういうことなのだろう。

しかし繰り返すが,僕にはこの本はちっとも理解出来なかった。とても重要なことを言っているはずなので,是非とも読んでほしい。(必要ならば貸すよ!)そして,この本に本当に書いてあることを是非とも教えて欲しい。

読了。2008年11月。5時間ぶっ通しで読んだ。

2008/11/09 02:41:31

所有。