TeX関係
日本のTeX業界では最も有名な,三重大学の奥村教授の本。TeXを或る程度本気で使おうとしている人なら,referenceとして当然持っているはずだ。
内容は,LaTeXの内容を広く浅くサラっているので,第1次の情報源としてとても有用。もちろん,初心者はこの本の他にもっと平易な本が必要だろうし,上級者はもっと細かな本が必要だろうが,とりあえず持っておくべき。
Referenceとして使用。
2007/09/29 03:18:27
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TeXnicianになるための第一歩の本。つまりTeXに或る程度慣れ親しんで,preambleがdefで一杯になって,「よーしじゃあパパ,自分用のstyle fileつくっちゃうぞー」とかなって,しばらくして,「あれ~,どうやればこの処理が出来るんだ~?」とかなったときに必要になる本。
最後の方はまさにTeXnician向けの内容で,普通のuserはまず開くことはないだろうが,前半については普通のuserでもかなり参考になる。TeX上でいろんなことを楽にやりたいなー,というprogrammer根性のある人は持っておくと良い。
読了。
2007/09/29 03:26:02
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情報科学
大学の講義(情報科学科3年次夏学期)の教科書として指定されていた。講義に出つつ読んでいる。
計算論理についてものすごくたくさんのことが書かれている。集合論に始まり,命題論理・述語論理・様相論理・計算可能性,そしてλ計算。
論理は学ぶのは面白いけど,でも僕は大学院生なんだから,それだけじゃダメだよね,と思いながら,何か得られるものを探している。
教科書として,講義と併用している。
2008/06/15 11:27:25
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その他
ハチロク世代のsuztomoの部屋の本棚に,「ペンギンクラブ」と共に鎮座していたので,ついカッとなって買った。(ただしペンギンクラブは買ってない。)
なんか,世の中では「過激な本」と言われているらしいけど,別に変なことは言っていない。U.S.のhackerらしい本だと思う。
読了。2008年4月。
2008/04/05 00:33:13
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Internet について書かれた本。出版年に注意!なんと 1995 年だ。我々はその後 15 年間の発展を知っている。今読み返すと非常に面白い。
例えば,World Wide Web が現代の百科事典だ
と述べられている。しかし現実には,情報の検索性と信頼性の問題を解決する者が現れず,百科事典の性質は Wikipedia まで現れなかった。Internet を用いた就活についても,彼の予想は外れている。結局,技術は進歩したけれども人間の処理能力は進歩しなかったという点に落ちるのだろう。
1995 年段階での「未来予言」の答え合わせをするのも面白いし,Internet の黎明期の裏話なども(Internet の仕組みを少し理解している人には)面白いだろう。古本屋に転がっているはずだ。おすすめする。
読了。2013年3月。
2013/03/19 03:42:45
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