Diary - Comment書き込み - 2008年03月03日

書き込み対象の日記

Tags:  生物情報科学

予測生物学@お茶の水女子大学

2月28日と3月3日(今日)に,お茶の水女子大学まで遊びに行って,予測生物学の講義を受けるなどしてきました。

この公開講座は情報科学科が生物学科と協力して,大学院の特別講義として開講しているもののようで,以前から何度か講演会などをやっているようです。講演会も含めて,僕が参加するのもこれで3回目ぐらいです。大学教育を社会に公開しようとするお茶大の試みには本当に頭が下がります。(東京大学の場合は知名度がありすぎたり大学組織が大きすぎたりするために色々難しいのでしょう。その点についてはお茶大が羨ましい。)

講義自体も,1日で講義に加えて演習までも行うという豪華さ。講義資料もちゃんと配布してくれるし,computerも貸与してくれるし,至れり尽くせりでした。感謝感謝。


2月28日の講義は,蛋白質の非構造領域についての話。蛋白質の中には,条件によっては一定の構造を取らない部分もあるが,その領域はどのような特徴があり,或いは何故そのような領域が存在するのか,というような内容でした。

現在はneural networkや,或いは定性的な議論しか出来ていないので,何とも微妙,僕もあまり好きではないのですが,やはりこの辺りは蛋白質やgenomeの進化(中立論)ととても関係しているはずの分野なので,今後(科学として)大きく発展するような気がしています。

3月3日の講義は,塩基配列には生物種の個性が埋め込まれているんだよー,という話。原核生物のcodon usageには個性がある,という話は既に聞いていたのだけれど,真核生物についてdinucleotideを自己組織化mapの手法で解析することによって系統や種が分離できる,ということにはとても驚いた。マジでやばい。ありえない。でも実際にcomputer上で実験したら,めちゃくちゃくっきり分かれやがった!生物やばい!!!!

生物情報科学に興味のある人は是非この辺り見てみると良いよ!!!これはやばすぐる!!!!遺伝子異常すぐる!!!!!

僕の(生物情報科学に対する)興味の中心は,「蛋白質進化からみたgenome進化」にあるのだけれど,もしかしたらgenomeそれ自体の情報や,或いはそのgeneが細胞内で存在する位置なども,生物の進化に関連しているのかも知れない。進化の中立説やべぇ。もっと数式的にがっちり定式化したい。蛋白質の進化の定量的・理論的考察は,やばすぐるほど面白いthemeだと思う!!!!!!

ちなみに今週の金曜日には『生物学者のための生命情報解析TOOLの開発』なる講演会があるらしい。Applicationやuser interfaceの開発は,僕も興味ある話なので,何も予定が無かったら遊びに行ってみようかと思ってます。暇な人は一緒にいきませう><。


おまけ:Now I'm Interested In

僕の今の興味は,

  • 素粒子物理学 … 量子色力学やその付近。摂動論が使えないやつら。(勉強中)
  • 生物情報科学 … 蛋白質進化からみたgenome進化。
  • 情報工学 … 科学の分野におけるuser interface。例えばRuby on Rails + Ajaxでもっと便利なinterfaceが作れないか。
  • 旅行 … 諸外国語や,或いは各国の地理・歴史など。

の4本が中心となってます。

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