さてと。書かねばならないことがあるのだ。
初めに言っておく。Circleの幹部たちは,あまり今日の日記は読まない方がいいかもしれない。別に読んでも構わないのだが,気分を害してしまうかもしれない。
今日は,Circleの定期演奏会があったわけ。いわゆる定演(なぜか変換され……るわけない)。てーえん。
楽しかった!
緊張で声が思い通りに出せなかったり,色々と残念な点はあるけど,でも,なんか,今日はなんか全員集まって歌えて,かいろーさんの指揮にも感動して,くまさんにも褒められて,ほんと,特にかいろーさんを筆頭とする幹部学年の皆様,ありがとうございました&おつかれさまでした。
で,ちょうど今から反省合宿が始まるわけで,みなさまは本郷の方で大騒ぎなのだろうとは思う。
僕は反省合宿に参加せずに,カタカタとKeyboardをたたいてるわけで,その辺のことを,書かねばならないってわけだ。
定演が終わるまでは書くまい,と思っていたような,色々な思いもあるわけで,終わってしまったので,思う存分言うことにする。
なぜ反省合宿に参加していないのか。
みんなで一緒に酒を飲みながら反省できるほど,僕は十分に練習してない。それに帰着される。
どうしても,自分の中では,僕は何よりもまず学生である,という意識が先行していて。確かにそれはある面では良いことなのであろうが,しかし今回はそれが悪い方向に作用してしまった結果であると思う。
Circleの正規の練習は水曜と土曜にあって,水曜は毎週(基本的に)出てるわけだけど,土曜日は寝坊したりが多くて,だいたい毎回遅刻。
週の疲れが溜まっている,というか,単純に夜更かしなだけ,というか。
で,僕は殆ど合唱をやっていなかったので,技術を向上させるには,そりゃあ当然練習の無い日でも部室で発声練習したり色々したりすべきなんだろうけど,それにも殆ど参加していなくて。
そんなこんなで,結局まだ下手なままで,十分な練習が出来て無くて,定演の曲も十分に歌えなくて(良い発声で歌えない,という意味)。
もうちょっとそういうのに早く気づいてれば良かったんだろうけど,それに気づくのが遅すぎた。僕たち1年全員に言えることなのかもしれないけど,いつまでもお客さん気分だった。「もっと練習しナイト!」と気づくのが遅かった。
定演の数週間前から,やっぱりそれなりの危機感?なんちゅーか,そういう類のものが1年の間にも出てきて。でも,さすがに何とかしていくことも出来ず。また,(僕の場合は)何とかせず。そんな感じで定演を迎えてしまったんじゃないかと。
今年がんばってきた幹部学年の皆さんには悪いことをしたなぁ,という気持ちもある。というか,めちゃめちゃそう思ってる。Concert Masterのかいろーさん,Tenor Part-Leaderのしずとさん,我らがTenorシモシモのあきたけさん,の3人には,大変申し訳なく思っている。
ただ,幹部学年の指導……技術的な,というより,むしろ精神的な部分についての指導力が不足していたのではないか,という気もしないではない。合唱団として持って行くには,1年たちをいつまでも新人気分にさせておくのではなく,もうちょっと早く,気づかせてくれてもよかったんじゃないかなぁ,と。
また,「お客様気分の僕たち」に対しても,出来ることはあったんじゃないだろうか。定演曲は6月から練習を始めたわけだが,その練習の初めの頃に,もう少し「音取りの意味」だとか,「Accent,Cresc.,Decresc.などの精密な確認」などをしてくれてもよかったんじゃないかなぁ,と。
定演1ヶ月前になって色々言われても困りますよ。夏合宿のあたりには,もう僕らもそういうことを聞くことが出来たんじゃないかなぁ。信頼されてなかったのかなぁ。そんな感じ。実は,夏合宿の頃,「今こんなので,あと4ヶ月で間に合うのか?」とちょっと不安になっていた。が,幹部たちは「例年よりは良い」。例年より良ければいいのか,と。というか,なんか違う気が,定演前になって,ちょっと,思った。
でも,幹部たちよりも僕の方が遙かに,そりゃあぶっ飛んで遙かにto be blameなのはそりゃあ百も承知です。だって幹部たちは歌えて,僕は歌えないんですから。crucified。でも,このcrossを,来年,再来年に生かしていこうと思うのです。それで罪償いさせてください,みたいな感じです。ごめんなさい。
そういった意味で,僕のこの日記は,幹部へのmessageというよりは,1年後に「次期幹部」となる,同じ学年の人たちへのmessageであるのかもしれない。来年幹部になる方たちへのmessageな部分もあるのだろうけど。
ついでにもう1つ謝っておきます。
実は,今回の定期演奏会の宣伝,殆ど全くやってません。
やろうとは思ったんですが,でも,自分が歌えない以上,自分が大した演奏をすることが出来ない以上,わざわざ友達に,時間を割いてまで来てもらおう,なんて気にはなれなかったのです。
また,Circleの全体としても,人に聞かせることの出来る演奏ができていないんじゃないかなぁ,と思ったり。もちろん,徽音祭,人見練の演奏があまり良くなかった,ってこと,そして,駒場祭の時の演奏が崩壊していた,ってことで。
本当にごめんなさい。ただ,この謝罪にも,上述の文脈は適用されるわけで,全面的な謝罪にはなりません。
来年は,来年は,来年こそは,絶対に,『今年より良い演奏:Better than this year's』なんかじゃなく,『良い演奏:GOOD Performance』を,やりたいと思います。
ただ,実際に技術が追いつかないかもしれない,そんな不安もあるのですが,とりあえず,そういう意気込みを持っておこう,と,今日は,定演の後の興奮がまだ残っている今日は,思うのです。
もし僕が,上記の目標を達成できたら,定期演奏会を宣伝しまくりたいなぁ,と思ってます。
ってことで,この日記を読んでくださっている,Circle外の皆さん,もし来年僕から定期演奏会のTicketをpresentされたり,あるいは定演の話を聞いたりしたら,是非とも,聞きに来てください。
で,もし僕が定演の宣伝を殆どやってなかったら,『あー,また美翔は今年もダメだったか』と思ってください。そういうことだと思うんです。
さて。定演とは打ってかわって,彼は麻薬を打ってかわってしまって。
基本的に,僕は,毒を吐くことに気兼ねがない人間です。それはこれまでの僕の日記を読んでもらえれば分かると思うけど。そして今日の日記でも,一部で激しく毒を吐いたつもり,吐くつもりだけど。
ただ,僕の本音を綴ったこの日記は,完全に公開しています。そして,消しません。4年前の日記なんて,今見れば,見ただけで赤面してしまって,とても読めるもんじゃないんですけど,でもまだ残ってます。
ってことで,いつ誰が読んでくれても構いませんし,それで僕っていう人物をどう判断してくれても構いません。ただ,僕の中の主義を柱に,責任を持って,書いて,公開しているつもりです。
その主義は,4年前は今に比べれば稚拙なものでした。4年後にこの日記を振り返ればやはり稚拙に見えるでしょう。
でも,そういう主義の成長こそが,この日記で書き残したかったものの1つでもあるのです。この日記は,「書き込み日の僕」が責任を持って公開して,そして「現在の僕」が,かつての僕に対して責任を持つ形で残している,そういう日記なのです。
たとえば,『定演のticketを配らなかった』ということは,僕が責任を持って,自らの主義に沿ってやったことです。いろんな人から疎まれるかもしれませんが,それも覚悟してやったことです。
(※ちなみに,今までのことを,定演が終わるまで書き込まなかったのは,単に士気を下げるから。定演そのものは悪いもので終わって欲しくないのです)
さて。僕は何が言いたいのか。
非公開のweblogや日記で毒を吐いて,いい気になるのはやめろ,と。非公開で色々書くのは,ただ単に自分の発言に対して責任を負いたくないだけじゃないのか,と。はっきり言って,僕は非公開のweblogや日記が大嫌いなんですよ,と。
どうも,非公開の日記って,無責任で,陰口とかっぽくて,なんとなく,生理的に,むちゃくちゃ大嫌いだ。
P.S. Circleの人たちへ。今日の日記を読んで思うことがあるなら,掲示板かMessenger(mailto:makoto_auu@hotmail.com),あるいはE-Mail(mailto:webmaster@misho-web.com)で,がんがん言っちゃってください。これで非公開のweblogに色々書き込まれたらもうね,アボガド。